田植機,コンバイン

廃車と納車

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令和元年東日本台風(2019年台風19号)による内水氾濫で多くの農機具は水没してしまいました(関連記事)。田植機(クボタ:SPA4)、コンバイン(ヤンマー:GC215)は水没の程度も酷く、JAによる診断で廃車となりました。それから数か月が経過した本日、水没した田植機・コンバインの引き取りと同時に新しい田植機が納車されました。

トラクターを使って、車庫から動かすコンバイン

 

コンバインのエンジンはかかったのですが、すぐにエンストしてしまいました。調べてみると、燃料タンクに入っていた液体は水没時に混入した水であることがわかりました。これでは埒が明かないので、トラクターによるけん引で少しずつ動かしていきます。しかし、アスファルトでは摩擦が大きくなるため、コンバインの方向転換が容易ではありません。そんな時に役立ったのが単管パイプです。曲がりたい方向のキャタピラの下に単管パイプをセットすれば、人間の力でも方向転換ができるようになります。

トラック荷台に収まったコンバインと田植機

 

私が兼業農家になってからお世話になっていたコンバイン・田植機を手放すのは少し寂しい気持ちです。これらの機械はトラブルがよく発生したので、そのおかげで機械の仕組みを詳しく勉強することができました。

クボタ:AW5

 

台風第19号による農業被害からの復旧・営農再開に向けた支援事業の補助金を活用して、新しい田植機(クボタ:AW5)を購入しました。1994年に発売された先代のSPA4と比べると、25年の間にいろいろ機能の進化があります。まずは新機能に慣れ、新型田植機で水稲栽培に挑戦です。