現代農業
現代農業(5月号)
2018年5月号の現代農業では、「ドローン&近赤外カメラで空から管理(下)」というタイトルで近赤外カメラを自作するという内容を書きました。
現代農業(2018年5月号)
ブログでも紹介している内容に改造時の写真とウンカ被害の空撮画像(鹿児島県伊佐市の若手農家さん撮影)を追加しています。
今月号の現代農業で興味深い記事がありました。農機メーカー突撃取材ヤンマーアグリ(株)編の中で、リモートセンシングなど先進的な技術の導入を対象としている農家規模は、20町歩以上の面積を耕作する農家だそうです。しかし、20町歩以上の面積となると、家族経営の農家では導入は難しいですね。ビジネスとして費用対効果を考えると仕方がないかもしれません。
現代農業
久しぶりの更新です。
今月発売の現代農業(2018年4月号)に、「ドローン&近赤外カメラで空から管理(上)」というタイトルで記事を書きました。今回は、ドローンの自作に挑戦するという内容です。
現代農業(2018年4月号)
記事でも紹介していますが、自作ドローンの部品調達は中国のネットショッピングサイト「AliExpress(アリエクスプレス)※」をよく利用しています。国内のサイトより部品の取り揃えが豊富で価格も安いのが特徴です。ただ、日本語が自動翻訳のためか意味がわからないところもあります。
AliExpressのサイト
※AliExpressは中国のアリババ(ソフトバンクの孫正義社長が出資して急速に成長した世界的な企業)が運営するネットショッピングサイト
紙面の都合上、自作ドローンの調達リストを掲載することができなかったので、ここで紹介します。自作のヘキサコプターは約6万円で部品調達することができます。モニタリング用ドローンであれば、この内容で十分です。日本では,高い価格がいい商品という風潮がありますが、本当に必要な機能だけに絞れば、安価でもいいモノは作れます。
購入したドローンの部品と価格(2016年11月1日時点)
部品 | 価格(円) | 送料(円) |
フーレム(F550):ヘキサコプター | 3,500 | 無料 |
DJI E310セット(モータ・ESC 6個) | 35,000 | 無料 |
フライトコントローラ(Pixhawk) | 5,250 | 250 |
GPS+コンパス(UBLOX NEO-M8N) | 5,000 | 無料 |
スキッド | 2,100 | 無料 |
リポバッテリ(3セル11.1V 10000mAh) | 5,800 | 無料 |
プロペラ 6枚 | 1,600 | 無料 |
58,500 円(送料込み) |
先日、次回(2018年5月号)の記事「近赤外カメラの改造方法」が校了しました。農業雑誌からかけ離れた内容となっていますが、お楽しみに。