リモセン学会発表資料
11月に行われた日本リモートセンシング学会の発表資料になります。
要旨はこちらから見ることができます。
今回の観測結果から、以下のことがわかりました。
- 水稲の群落表面温度は一様ではなく、ばらつきをもって分布している。
- 群落表面温度のばらつきはNDVIと対応しており、相対的に群落表面温度の低温域でNDVIが高くなり、反対に高温域ではNDVIが低い値を示す。
- 群落表面温度とNDVIの時間変化は、日中の時間帯で明瞭な相関を示す。
- 群落表面温度のばらつきは、玄米重量にも影響を及ぼす。
- 今回の観測で、掛け流しによって群落表面温度が約3℃低下することが確認できた。