中干し(2018年)
今年は移植日から38日後に中干しを始めました。必要な茎数を確保するまで例年より4日間ほど長くかかりました。
移植日からの茎数の変化(2014~2018)
毎年、茎数を実測している結果でも現れています。なぜ、遅くなったかは正直よくわかりません。最寄りのアメダス気象データを見る限り、過去と大きな違いはありません。一般的に、分げつ期は活着・分げつの促進のために浅水で管理します(図説:活着期から分げつ期の浅水管理のポイント)。今回の栽培方法で考えられることは、除草剤散布のために深水にしたことです。深水によって、分げつ形成に影響があったのかもしれません。
今年は中干しを始めてから、全く雨が降りませんでした。例年なら梅雨の時期に重なるので、10日程度の中干し期間がいるのですが、今年は7日間でバッチリ干すことができました。関東地方は6月29日ごろに梅雨明け(平年に比べると22日も早い)をしました。
中干し後のイネトンネル
これから出穂期までは間断潅水による水管理です。