塩水選 (2018年)

Posted on Updated on

4月中旬の週末は、育苗用ビニールハウスの準備を近所の農家さんと行います。今年も台風による氾濫によって、ビニールハウス内の地面は多くの箇所で凹凸が生じていました。

地面整備

 

トンボかけで地面の凹凸を均していきます。整備が終われば、ビニールを2重にして敷きつめていきます。

作業終了

 

最後は、真ん中に苗を運ぶ2輪車が通りやすくするためにロールマットを敷きます。

 

ビニールハウスの作業後は、種籾の「塩水選」で中身の詰まった良い種子を選別します。例年同様に、塩5kg・水20lを用意して、濃度20%の塩水を作ります。

塩水選&種子消毒セット(2018年:種籾20kg購入)

 

種籾を食塩水に投入し、軽い種籾をザルで取り除いていきます(子供たちの作業)。

種籾選別中

 

塩水選による選別を終えた種籾は、水稲の種子伝染性病害(いもち病、ばか苗病など)の発生を防ぐために種子消毒(24時間薬液漬)を行います。

 

【使用農薬】

・テクリードCフロアブル(1成分):殺菌剤 (種籾20kgに対して、水40l・薬剤200ml)

・スミチオン乳剤(1成分):殺虫剤 (種籾20kgに対して、水40l・薬剤40ml)

 

【参考】

種籾は少し変わった縫い方(ミシン縫い)のメッシュ袋で届きますが、袋の開け方を知らないと手間取ります。初めての時は手間取りました。このミシン縫いはハサミなどの道具を使わなくても開けることができます。参考までに。

ミシン縫い袋の開け方

 

手順1:ミシン縫いの袋は、赤糸と白糸で結ばれています。手順2:赤糸を引っ張り、白糸の輪から徐々に抜いていきます。手順3:赤糸を抜いたら、残っている白糸を引っ張って抜きます。手順4:袋を開けることができます。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)