用語説明

本サイトで、よく登場する専門用語の説明です。

オルソ画像

・カメラによる撮影は中心投影なので、レンズから離れると画像が歪みが生じる。また、高層建築物や高低差のある地形では歪みが大きくなる。これらのレンズや地形等による歪みを取り除いた画像をオルソ画像という。

オルソ画像とは

出典:国土地理院

DSM(Digital Surface Model)

・樹木や地物などを含んだ地表面の高さ。ちなみに、DEM(Digital Elevation Model)は樹木や地物などを取り除いた高さ。下の図は、DSMとDEMの違いをイメージした図。

DSMとDEMの違いDSMとDEMの違い

GIS(Geographic Information System:地理情報システム

・地理情報などをコンピュータ上で取得・管理・分析・表示するシステム。

取得・・・現地調査、リモートセンシング、GNSS(Global Navigation Satellite System:全球測位衛星システム)から地理情報を取得(従来から蓄積されてきた膨大な地図や統計データを地理情報にすることも含む)。

管理・・・膨大な地理情報(時間を含む4次元情報)を効率的に管理。

分析・・・重ね合わせ分析やバッファリング、3次元解析、空間統計などといった分析。

表示・・・分析結果を図表やアニメーションなどで表示。

gis?GISの構成

NDVI(Normalized Difference Vegetation Index)

・近赤外の波長と可視光の赤色の波長を用いて、植物の活性度を示す指標。

SfM-MVS(Structure from Motion - Multi-View Stereo)

・SfMは複数枚の画像からカメラの撮影位置を相対的に推定する処理。MVSはカメラの撮影位置から三次元形状を復元する処理。